こんにちは!ご来訪くださいまして、どうもありがとうございます!
今朝は晴れてはいたけど山側に雲があり、アルプスは見えず。
上の写真の小羽の後ろ、右から左にかけて広がっているツル植物は何かというと・・
「葛」です。
先日、藍染に誘ってくださった方から、教えて頂きました。
この葛、草木や山を飲み込んでしまう凄まじい繁殖力の持ち主なんだそうですね。
地下茎で増えるので、中途半端に葉っぱだけ草刈りしても繁殖が止まらないんだそうです。葛の蔦に覆われた草木は光合成ができず、葛しか生きられない森になってしまうとか。全く知りませんでした!
葛といえば葛餅の原料のイメージですが、葛粉が希少なゆえ葛餅の材料は片栗粉などで代用されてると聞いていました。
葛粉は希少なのに、葛自体は森林にて爆発的に増殖している、という矛盾。
でも、葛の根っこから葛粉を取り出し精製するのって複雑な行程が必要で、コスト含め大変な事のようです。
そんなことを知ってから小羽の散歩をすると、確かに木々に絡み付いた葛がたくさんありました。
「葛」一つをとっても、山と人の関係が変わったこと(経済至上主義→安い代替品使えば良い→葛のことは放っておく)で、環境がじわじわと変化していってしまうのかなぁと気づきました。
うーん、そうですね。知らないことだらけ。里で暮らす日々は、学びの連続です。
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