柴犬と二拠点暮らし!東京⇄長野

                                                                         2021年5月末、柴犬・小羽(こはね)と共に、二拠点暮らしを始めました。 

ものがたりに身を浸す

こんにちは!ご来訪くださいまして誠にありがとうございます!

 

寒さがぶり返してきましたが、小羽さんの散歩道では春の気配が。

 

満開の水仙に、

 

すっかり伸びたフキノトウ

 

「クサやお花が元気になる季節、近づくわね〜」

 

東京のようなコンクリートジャングルでも、少しずつ季節の変化が目に見えてきました。長野の山里は春までもう一息、と言うところでしょうか。

 

山里への移動の前に、東京でしかできないことをして心の栄養を吸収しておこう思い、音楽会や映画にもなるべく行くようにしています。

 

見逃す前に慌てて劇場に行きました。ビクトル・エリセ監督の「瞳を閉じて」です。

 

31年前に傑作「ミツバチのささやき」を監督したエリセによる映画です。

エリセ監督は説明的な表現をせず、細やかな表現と演出によりゆっくりと物語を動かしていきます。記憶とアイデンティティを軸に、関係性が生み出す運命がしみじみと描かれていて、心が揺り動かされました。劇場で観るべき映画だったなぁと思います。

 

鑑賞した映画館はヒューマントラストシネマ渋谷。旧宮下公園、現ミヤシタパークのすぐ近く。公立公園だった宮下公園の時代にしか行ったことがありませんでしたが、今やすっかり複合施設に様変わり。

 

これは公園ではなく、商業施設の屋上ですね。

 

懐かしい景色が消えていたことに寂しさを感じつつ、エリセの映画の手触りを抱いて帰る1日でした。

 

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